清水ちなみ 著
「飲み代を図書券で払ったことがある」「体が細く見える水着を買ってきたら、そのぶん足が太く見えた」「つきあっていた男の部屋のトイレットペーパーはイチゴ柄だった。その日に別れ…
2008/8/22 刊行
魂葬屋奇談
九条菜月 著
生前の記憶をなくしたユキの過去に繋がる日記帳を手にした深波。意を決して、調査を始めようとした矢先、「助人は魂葬屋を手伝うのが当然」と言い放つ亜緒という少年が現れて――!?
2008/8/22 刊行
大石英司 著
自らを囮として最前線に司令部を構える音無。一方、ロシア軍特殊部隊スペツナズがエトロフに決死の敵中降下を。陸海軍の総力戦を挑むロシアの攻勢を日本軍は防げるか? 日ロ激突の決…
2008/8/22 刊行
横山信義 著
南方資源地帯の守りを固める日本軍に対し、米艦隊はトラック、そしてフィリピンへと侵出。太平洋の覇権を賭け、日米の死闘が始まる!! 戦記巨編、遂に対米戦突入!
2008/8/22 刊行
青井夏海 著
午後六時十分、横浜にある無認可保育室に二人組の男が押し入り、園長の早紀とともに五人の子どもが人質に取られてしまう。身代金は一人五百万円、期限は夜中の十二時。早紀は共謀者の…
2008/8/22 刊行
西村京太郎 著
寝台特急「サンライズエクスプレス」取材中のカメラマン木下は、乗り合わせたみゆきと名乗る美女と親しく言葉を交わす。翌朝、姿を見せない彼女をいぶかしみ、個室を訪ねた彼は別の女…
2008/8/22 刊行
辻邦生 著
美しきシモネッタの死から一年、反目を強めていくいっぽうのパッツィ家とメディチ家。ついに復活祭のミサの席上、襲撃されジュリアーノが命を落とす。血で血を洗う抗争を冷徹にも思え…
2008/8/22 刊行
金子光晴 著
僕の人生でも、オアシスではない、スコールをいつも仰望しているのだ。二三回徹底的にやって無一物になって、出発し直したものだ――若き日の無銭旅行に始まる流浪の人生。長崎・上海…
2008/8/22 刊行
内田康夫 著
崇徳天皇に傾倒する男が経営する特別養護老人ホームで働く看護師・滋美。施設では入居者の不審な死が相次ぎ、滋美は内部告発の証拠となるフィルムをジャーナリストに渡そうとする。だ…
2008/8/22 刊行
バンダル・アード=ケナード
駒崎優 著
ようやく依頼人と出会えたものの、敵地をさまようシャリース一行。執拗に続くガルヴォ軍の追跡の果て、凶刃が振り下ろされ――! 人気シリーズ下巻!
2008/8/22 刊行
澤田ふじ子 著
小西行長を主力とする第一陣に従い渡海する大森衆。六左衛門は待ち受ける城普請の激務に暗澹たる思いになるが、戦端が開くと、石工たちも否応なく戦乱に巻き込まれる。快進撃を続ける…
2008/8/22 刊行
澤田ふじ子 著
朝鮮を服属させ、明を征服する――天下統合を終え、千利休を切腹に追いやると、秀吉は関白就任直後から抱いていた大陸侵略の野望に乗り出す。大森衆には肥前名護屋城の石普請が要請さ…
2008/8/22 刊行
澤田ふじ子 著
天正十三年(一五八五)秀吉が関白に就き、天下統合の速度を増していく中、地侍で石工衆差配の大森六左衛門は、聚楽第(じゅらくてい)御構(おかまえ)の普請に駆り出されていた。娘…
2008/8/22 刊行
永六輔 著
「貴女が亡くなってから毎日書き続けている絵葉書はまもなく千通を越えます。切手を貼ってポストに入れて配達されるのを楽しんでいます。これから書く文章は、貴女へのラブレターです…
2008/8/22 刊行