王立技術院物語
定金伸治 著
真空からエネルギーを取り出し、水の裡に封じる。産業革命を推し進め、新世紀に繋がる最先端の技術、「水気」――十九世紀末叡理国、ネルは東洋人として初めて王立技術院応用水気技術…
2006/12/22 刊行
花田一三六 著
闇。疾走する馬。夜の草原。なんでこんなことになったんだろう? 覚えているのは紅蓮の炎。燃え落ちるゲル。銃声。争う声。父の胸の黒いしみ。馬の背に必死に掴まり駆け抜けた。この…
2006/12/22 刊行
マーシャル航空戦
横山信義 著
蘭印資源地帯を巡る攻防で日本軍は米太平洋艦隊を撃破した。互いに戦力の拡充を図り、戦線は膠着する。だが、昭和18年11月、ついに米軍は“フリントロック”作戦を発動し、本格的…
2006/12/22 刊行
森村誠一 著
頻発する身寄りのない孤独な男女の失踪事件。都会の片隅に集うスナックの常連四人が、事件に敢然と立ち向かう決心を固め、行動を開始した。失踪事件の裏には政財界を巻き込んだ巨悪の…
2006/12/22 刊行
斎藤栄 著
津名画伯夫人に別荘へ遊びにいらっしゃいと招かれた日美子と従姉妹の由佳は、親友を誘って軽井沢に出かける。近くに幽霊が出る邸があると聞き、早速探検に出かけたのだが、そのことが…
2006/12/22 刊行
今日出海 著
芸術の各分野に広い足跡をのこした著者の洒脱な人物評論。柔軟な感受性と良識が、小林秀雄、三好達治、大岡昇平、近衛文麿、白洲次郎、吉田茂など一代の知識人たちの肖像を、エピソー…
2006/12/22 刊行