• プロフィール 吹き出しのバックナンバーはこちらで!
  • 作品一覧
  • 堂場メシ 堂場先生の日常や大好きな料理を披露!?
  • チーム堂場の舞台裏 堂場作品のマル秘情報や新作情報をいち早くお届け!
  • お知らせ 堂場先生のメディア情報などを随時アップします
  • ご意見・ご感想 堂場先生に責任をもってお届けします

 近所に、超絶美味なフランス料理の店があります。気取った店ではなく、明るい内装のビストロという感じ。お値段リーズナブル、何を食べても美味いので、特にランチでよく利用しています。

 先日、珍しく夜に立ち寄ったのですが、会計を済ませた時に「今日は雰囲気が違いますね」と言われてしまいました。「今日は」? 確かに、普段はTシャツ+ジーンズというパターンが多いのを、この日はたまたまスーツを着ていたので、お店の人からすれば「雰囲気が違う」ことになったんでしょうが......正直、ちょっと気まずい感じになりました。

 ちょっとどぎまぎしてから数日後、今度は行きつけの超絶美味な(こればかりだな)ピザ屋さんで、同じような経験をしました。個人的に、日本で一番美味いピザ屋と信じている店なのですが、帰りがけにまたも、気さくな口調で「今度●●に新しい店ができましたので」と教えられました。ま、営業トークなのですが、言葉の感じから、明らかにこちらが誰か、認識している。愛想笑いを浮かべて名刺を貰ってきましたが、何だかなあ......その直後、今度はイタリア料理店でも同じようなことが。

 堂場は、「常連」になるのが大の苦手なのです。元々含羞の人なので(?)、お店の人と気楽に話したりするのが苦手。お店に求めるのは、美味い料理と過不足のないサービスだけなのです。

 あくまで匿名でいたいのですが、最近はTwitterで目撃証言を書かれてしまったりして、気まずい思いをすることが多い。放置プレイでお願いしたいよなあ......お店の人と距離を置いておきたいという気持ちは、何となくこれと通じるような感じがします。とはいえ、上記3店は、堂場の食生活には絶対に欠かせない店。これで行かなくなるようなことはないですが、次に行った時にどんな顔をすべきか、迷います。

 もっとも、いくら通っても、お店の方で常連扱いしてくれないところもあります。これも近所に超絶美味(またか!)のカレー屋があるのですが、もう五年ぐらい通っているのに、店主と一度たりとも会話が成立していません。この店主が、求道者のような人で、いつもたまねぎを炒めることにひたすら集中しているせいもありますが。もしかしたら、たまねぎを炒めるのはダミーで、こちらの店主は、堂場と同じような含羞の人かもしれない、と密かに想像しています。

BACK NUMBER