チーム堂場の舞台裏

失踪課シリーズができるまで その4

こんにちは。東京は4月とは思えないほど寒い日があります。寒暖の差についていけていない編集担当その1です。「失踪課」シリーズのドラマ放送も始まり、目が離せない毎日を送っています。

引き続き「失踪課シリーズができるまで」第4回です。
前回はカバーがどうやってできていくかについてお届けしました。今回は原稿がどうなっていくかについて書いていきます。
校正者さんの手元に行ったゲラは、さまざまな指摘を載せられて編集担当の手元に返ってきます。単純な誤植や言葉の間違え以外にも、文章が前後で矛盾していたり、時間的に無理なシチュエーションだったり、前作までと齟齬があったり......それらの指摘を一つ一つ整理して、堂場先生に伺うべきことをゲラにまとめてお送りします。
それを受け取った先生は、直すべきところ、直さなくてよいところ取捨選択して、時には文章を付け足したり削ったりして、返してくださいます。この作業を少なくとも2回やります。
その後、オペレーターさんに印刷用のデータにしてもらいます。最後は編集担当とFがそれぞれ確認をして、問題がなければ印刷所に渡して編集部の作業は終了します。

といった風に万全を期して、何度も確認をしているのですが、それでも間違いが残ってしまうことがあるのです。失踪課シリーズで言いますと、実はつい最近、読者の方からのご指摘で、『相剋』にルビの間違いと地の文で「秀治」と書くべきところが「秀」となっているということが発覚。訂正したところです。何度も確認してもまだ思いもかけないミスが残っていることがあります。今後は気をつけます!

写真は堂場先生が赤字を入れた『裂壊』の初校ゲラ。現在は再校中です。

次回の「できるまで」の更新はゴールデン・ウィーク明けになります。『裂壊』のデザインラフをお届けしたいなと思っております。

チーム堂場 -2010/04/22-