新装版
鈴木英治 著
江戸白金で行き倒れとなった重兵衛は、手習師匠・宗太夫に助けられ居候となったが……。凄腕で男前の快男児が謎を斬る時代小説シリーズ第一弾。
2016/11/18 刊行
川勝平太 著
近代はアジアの海から誕生した――。戦後の通説に挑戦、「太平洋文明の時代」に日本が進むべき道をも提示する。第8回読売論壇賞受賞作。〈解説〉木村滋
2016/11/18 刊行
水木しげる 著
様々な妖怪が人の運命を変えてゆく。隠れているもの、身辺にいるのに見えないもの……この世とあの世を結ぶ22話。『怪感旅行』改題。〈解説〉呉 智英
2016/11/18 刊行
虫明亜呂無 著
三島由紀夫、寺山修司らに絶賛された虫明亜呂無。女性の生き方や感受性、美意識を映画や文芸を手がかりに読み解く珠玉のエッセイ集。編集・高崎俊夫
2016/11/18 刊行
鎌倉芳太郎と近代沖縄の群像
与那原恵 著
大正末期から昭和初期に琉球文化の貴重な資料を残した研究者・鎌倉芳太郎、初の評伝。河合隼雄学芸賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞作。
2016/11/18 刊行
島尾敏雄作品集
島尾敏雄 著 梯久美子 編
加計呂麻島での運命の出会いから、二人はどのようにして『死の棘』に至ったのか。島尾敏雄の諸作品から妻ミホの姿を浮かび上がらせる、文庫オリジナル編集。
2016/11/18 刊行
三島由紀夫 著
「日本文学小史」をはじめ、独自の美意識によって古今集や能、葉隠まで古典の魅力を綴った秀抜なエッセイを初集成。文庫オリジナル。〈解説〉富岡幸一郎
2016/11/18 刊行
黄金世紀のイタリア
I・モンタネッリ/R・ジェルヴァーゾ 著 藤沢道郎 訳
古典の復活はルネサンスの一側面にすぎない。天才たちが活躍する社会的要因に注目し、史上最も華やかな時代を彩った人間群像を活写。〈解説〉澤井繁男
2016/11/18 刊行
反宗教改革のイタリア
I・モンタネッリ/R・ジェルヴァーゾ 著 藤沢道郎 訳
政治・経済・文化に撩乱と咲き誇ったイタリアは、宗教改革と反宗教改革を分水嶺としてヨーロッパ史の主役から舞台装置へと転落する。〈解説〉澤井繁男
2016/11/18 刊行