宮本又郎 著
三井、三菱など財閥から松下幸之助や本田宗一郎ら消費者本位の実業家まで、資本主義社会の光と影を担った彼らの手腕と発想はどのように培われたのか。
2013/1/25 刊行
秦郁彦 著
『坊っちゃん』のマドンナは誰? 「吾輩猫」の身の上とは? 歴史研究家が、人物や地物・景観から時代背景までを考証する、知的興奮にみちた漱石文学論。
2013/1/25 刊行
桂文楽の世界
山本益博 著
桂文楽、柳家小さん、林家正蔵、三遊亭円生……。名人たちがしのぎを削っていた落語黄金時代の「芸の本質」をみずみずしい筆致で描いた著者の処女評論。
2013/1/25 刊行
古代・中世篇一
ドナルド・キーン 著 土屋政雄 訳
シリーズ全体の序文、人間的でなまめかしい『古事記』、奈良時代と平安時代前期の漢文学、そして最古にして最高の歌集『万葉集』の世界を語り尽くす。
2013/1/25 刊行
小説 深沢七郎
嵐山光三郎 著
「深沢さんはアクマのようにすてきな人でした」。斬り捨てられる恐怖と背中合わせの、甘美でひりひりした関係を通して、稀有な作家の素顔を描く。
2013/1/25 刊行
食・職・色
王敏 著
今、何かと話題の中国を、食文化、職業、色の三つのテーマで謎解き。五〇〇〇年かけて形成された中国人特有の発想法とは。誤解と無理解は互いに大損。
2013/1/25 刊行
深沢七郎 著
周囲を気遣って本音は言わずにいる老婆(「おくま嘘歌」)、美しくも滑稽な四姉妹(「お燈明の姉妹」)ほか、烈しくも哀愁漂う庶民を描いた連作短篇集。〈解説〉蜂飼 耳
2013/1/25 刊行
石井洋二郎 著
人はなぜ本を読むのか。読書の歓びを心底味わえるのは思春期だけなのか。何を、いつ、どう読んだかを綴る、赤裸な読書体験記。本は滅びてはならない。
2013/1/25 刊行
武田泰淳中国小説集
武田泰淳 著
中国古典への耽溺、大陸風景への深い愛着から生まれた、血と官能に満ちた淫女・豪傑の物語。評論一篇を含む九作を収録。〈解説〉高崎俊夫
2013/1/25 刊行