負け弁・深町代言
大門剛明 著
薬物使用のうえ、人を殺した青年の事件が持ちこまれる。無罪を求める親。迷いのなか弁護を引き受けた深町に降りかかる、さらなる試練とは!? 書き下ろし。
2012/5/25 刊行
近代・現代篇六
ドナルド・キーン 著 徳岡孝夫/角地幸男 訳
終戦後開放的な気分が漂うなか、左翼文学が台頭し、岡本かの子、林芙美子、佐多稲子ら女流文学者が活躍。そして鬼才三島由紀夫が華々しく登場する。
2012/5/25 刊行
辻井喬+堤清二回顧録
辻井喬 著
詩人にして、セゾングループ経営者。二つの名前で語られる希有な個人史であり、戦後日本の政財界・芸術界の熱い息吹を伝える貴重な記録。主要人名録つき。
2012/5/25 刊行
今邑彩 著
ミステリーマニアの集まる下宿屋・時鐘館。姿を消した老推理作家が、雪だるまの中から死体となって発見された。犯人は編集者か、それとも? 傑作短篇集。
2012/5/25 刊行
深沢七郎 著
お産が近づくと屏風を借りにくる村人たち、両腕のない仏さまと人形――奇習と宿業の中に生の暗闇を描いた表題作をはじめ七篇を収録。〈解説〉荒川洋治
2012/5/25 刊行
浦西和彦 編
川端康成、高見順らとの酒縁を綴った『酒』誌掲載の三十八本の名エッセイを収録。酌み交わし、飲み明かした昭和の作家たちの素顔。〈解説〉浦西和彦
2012/5/25 刊行