近代・現代篇二
ドナルド・キーン 著 徳岡孝夫 訳
日露戦争の後におこった自然主義運動、そしていまなお読者をひきつけてやまない夏目漱石、森鴎外、白樺派の同人たち。近代小説の形成と発展を描く。
2011/9/23 刊行
阿川弘之 著
にせ車掌体験記、日米汽車くらべなど、日本のみならず世界中の鉄道に詳しい著者が昭和三三年に刊行した鉄道エッセイ集が初の文庫化。〈解説〉関川夏央
2011/9/23 刊行
東直子 著
山手線の中でクリームパンに思いを馳せ、徳島ではすだちを大人買い。今日の糧に短歌を添えて、日常を鋭い感性で切り取る食物エッセイ。〈解説〉高山なおみ
2011/9/23 刊行
おぼれる男たちの物語
亀山早苗 著
「大事なのは妻だけど、愛しているのはキミだよ」――婚外恋愛に突然はまってしまった、妻と恋人のあいだで惑う不器用で一途な男たちの姿を描く。
2011/9/23 刊行
林真理子 著
美佐子は裕福だが平凡な主婦の座を捨てて、天性の味覚だけを頼りにめくるめくフランス料理の世界に身を投じるが……。ミシュランに賭けた女の人生を描く。
2011/9/23 刊行
日本人の身体技法
矢田部英正 著
窮屈なものとされてきた日本人の所作が秘める風土に根ざした合理性とは? 所作、履き物、坐り方、呼吸法、武道。身体論から日本文化の原点に迫る。
2011/9/23 刊行