南北朝の動乱
佐藤進一 著
建武の新政ののち、日本全国を捲きこんだ動乱の六十年を詳細にたどる。足利尊氏・直義、南朝三党の争いきわまり、義満の国内統一が山となる。〈解説〉森 茂暁
2005/1/23 刊行
第Ⅳ部 伝説の終焉1
茅田砂胡 著
豪華な式典の陰で、パラスト・タンガ両国王は飽くことなき権力への執念を燃やす。リィとウォルは互いの手をとり大広間に踏み出した――。偽りの宴が始まる。
2005/1/23 刊行
米原万里 著
外国人に吉永小百合はブスに見える? 日本人没個性説に異議あり! 「現実」のもう一つの姿を見据えた激辛エッセイ、またもや爆裂。〈解説〉小森陽一ほか
2005/1/23 刊行
井筒俊彦 著
何がコーランの思想を生んだのか――思弁神学、神秘主義、スコラ神学と、三大思想潮流とわかれて発展していく初期イスラム思想を解明する。〈解説〉牧野信也
2005/1/23 刊行
長尾雅人/梶山雄一/荒牧典俊 訳
現象世界は心の表層に過ぎない。それゆえ、あらゆるものは空であるが、なおそこに「余れるもの」が基体としてあると説く世親の唯識論四篇を収める。
2005/1/23 刊行