保坂和志 著
ぶらりぶらりと歩きながら、語らいながら、うつらうつらと静かに時間が流れていく。鎌倉・稲村が崎を舞台に、父と息子の初秋から冬のある季節を描く。
1999/9/18 刊行
いがらしゆみこ 著
恋多き女と噂された平安の歌人和泉式部。死別した恋人の弟宮、敦道親王との愛と苦悩の日々を綴った日記文学の傑作を、四季の移ろいも鮮やかに描く。
1999/9/18 刊行
川上弘美 著
公園の砂場で拾った<雛型>との不思議な愛の顛末を描く表題作ほか、奇妙で、ユーモラスで、どこか哀しい四つの幻想譚。芥川賞作家の処女短篇集。
1999/9/18 刊行